季刊「環境ビジネス」を出版する日本ビジネス出版(東京都港区)は、低炭素社会の実現に向けて、企業向けのCO2排出量算定サービス「SCOPE1.2.3」を提供する。
このサービスは、算定の目的を明確化したうえで、算定対象範囲の確認、SCOPE3活動のカテゴリを抽出・特定し、活動量の収集・算定を行うもの。
なお「SCOPE(スコープ)」は、温室効果ガス算定の「範囲」のこと。1から3まであり、Scope1は事業者自らによる温室効果ガス直接排出、Scope2は他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴うの間接排出、Scope3は、スコープ1、2を除いて、企業が製造する原料調達から生産、販売、廃棄までにおける間接排出のことを指す。
削減対象の特定や投資家への対応に
CO2排出量を算定することで、以下のようなメリットがある。
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