IHI、苫小牧CCS事業でCO2分離・回収設備の検討業務 北電から受託

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苫東厚真発電所(出所:PIXTA)
苫東厚真発電所(出所:PIXTA)

IHI(東京都江東区)は10月31日、北海道電力(北海道札幌市)から、厚真町の苫東厚真発電所におけるCO2の分離・回収に必要となる設備の検討業務を受託したと発表した。

今回の検討は、北海道電力が石油資源開発(JAPEX/東京都千代田区)と出光興産(東京都千代田区)と共同で受託した、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の2024年度「先進的CCS事業」に伴う設計作業の一環として実施するもので、北海道電力が担当する検討対象の一部をIHIが行う。

事業実施を判断するため、具体的な技術を検討

設計作業では、苫小牧エリアにおけるCO2の分離・回収、輸送、貯留に関して、事業実施判断に向けた具体的な技術検討を進めるとしている。

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