新型の木質バイオマス燃料、実証開始 専用設備ナシで石炭火力と混焼OK

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※画像はイメージです
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宇部興産(東京都港区)は、石炭火力発電所において10%以上の比率(熱量比)で混焼可能な木質バイオマス炭化燃料(トレファイドペレット)を開発し、生産能力6万トン/年の実証設備を山口県宇部市に建設すると発表した。生産開始は2019年10月の予定。

石炭と同じ取り扱いでOK、専用設備不要

同社が開発したトレファイドペレットは、木質バイオマスを低酸素濃度雰囲気において比較的低温度で焙煎することで得られる固体燃料。耐水性や石炭との混合粉砕性を大幅に改善したという。

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