家庭に省エネレポート送付するナッジ事業、1~2%の省エネ効果アリ

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環境省は、自発的な省エネ行動を促す情報発信(ナッジ)事業において、行動科学の知見に基づく省エネアドバイスなどを記載したレポートを家庭に送付し、それが電気やガスの使用量削減につながるかの効果を検証した結果(速報)を公表した。

同事業の2017年度の家庭部門の取り組みでは、比較対象を含め全国50万強の一般世帯の協力を得て、ランダム化比較試験により統計学的に効果を測定した。その結果、紙媒体のレポートの送付開始後2カ月間で、地域によって1%から2%強の省エネ・省CO2効果が統計的に有意に確認された。

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