民間×大学での「電気自動車の熱マネジメント技術研究」 成果認め継続へ

  • 印刷
  • 共有
固い握手を交わす松尾総長(左)と松井社長(右)
固い握手を交わす松尾総長(左)と松井社長(右)

住友理工(愛知県名古屋市)の松井徹社長と名古屋大学(同)の松尾清一総長は6月19日、両者が締結している「有機材料の熱マネジメント展開に関する共同研究」の契約が2年目を迎えたことを受け、同大学内で会談した。

同研究は、名古屋大学の指定共同研究制度(2016年9月創設)を活用し、2017年4月より、2者が行ってきたもの。自動車の電動化が進み、従来の自動車が抱えてきた熱流入・熱損失によるエネルギー損失の課題に加え、電動車特有のバッテリーやモーターなどから発生する熱による電力消費率(電費)の低下や、空調使用時の航続距離の大幅な低下という課題を解決するため、熱マネジメント技術を向上させることが目的だ。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事