オマーンでの海水淡水化事業、プロジェクトファイナンスで127億円調達

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日揮(神奈川県横浜市)は7月23日、水需要が増加しているオマーンの生活用水の確保のため、同国で海水淡水化事業を実施すると発表した。また、新生銀行(東京都中央区)は同事業に対し、シニアローンの提供に関する融資契約を7月11日付で締結した。さらに、この事業について日本貿易保険(NEXI/東京都千代田区)が融資保険の引受を決定した。

同事業は、日揮が出資する会社がオマーン国東部のシャルキア地区において、約20万人分の生活用水に相当する日量約80,000立方メートルの処理能力を有する逆浸透膜方式の海水淡水化設備を建設し、20年間にわたって電力・水の調達・販売などを実施する会社に淡水を販売するもの。

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