新日鐵住金、プラスチックのリサイクル量が累計300万トンに到達

  • 印刷
  • 共有
君津製鉄所のプラスチックリサイクル設備
君津製鉄所のプラスチックリサイクル設備

新日鐵住金(東京都千代田区)は、2000年より取り組んできたコークス炉化学原料化法によるプラスチックリサイクルが、11月14日に累計リサイクル量で300万トンを達成したと発表した。これによる環境負荷削減効果は、CO2削減量としては約960万トン、埋め立て処分の回避量としては約1200万立方メートルになると試算している。

同社では、省エネ・CO2削減と資源リサイクルによる循環型社会形成に貢献することを目的に、「容器包装リサイクル法」(2000年4月より完全施行)スキームによる一般廃棄物系プラスチックを主な対象とした取り組みをスタート。製鉄所内に、異物除去、破砕機、減容成形機等からなる事前処理設備とコークス炉への装入設備を設置し、コークス炉化学原料化法によるリサイクルを行っている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事