家庭用ガス料金、「不当値上げ」で1社に文書指導 説明不十分も確認

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電力・ガス取引監視等委員会は11月27日、ガス小売料金の合理的でない値上げが行われていないかを調査した「ガスの特別な事後監視」(2018年4月~6月)において、合理的でない値上げを行った事業者が1社確認されたと発表した。

この事業者は、将来予定している設備の更新費用等を回収するために値上げを実施したが、設備の法定耐用年数を大きく下回る期間で費用回収する料金改定を行った。これにより、現在の需要家に過大な負担となっていることが認められたこと等から、値上げは需要家保護の観点に照らして「合理的でない値上げ」に該当すると判断した。

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