竹や廃材などから、バイオエタノールを効率的に抽出する新技術

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竹から抽出したバイオエタノール
竹から抽出したバイオエタノール

GSアライアンス(兵庫県川西市)は12月26日、木・竹・廃木材・紙ごみ・食品ごみなど、食糧と競合しない材料を用いて、効率的にバイオエタノールを抽出する方法を自社開発したと発表した。

セルロース→グルコースに分解する新手法

これらのバイオマス資源、特に木材などの植物は主にセルロース、ヘミセルロース、リグニンから構成されており、バイオエタノールの資源として利用しやすいのはセルロースである。これらのバイオマスからエタノールを生産するためには、セルロースを分解して、中間物質のグルコースにする必要がある。しかし、セルロースは頑丈なため、通常は特殊なプロセスを用いないと分解が難しく、またこのようなプロセルはコストが高くなる傾向がある。

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