福島県で新たな送電事業者が誕生 阿武隈山地・沿岸部の風力ポテンシャル活かす

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※画像はイメージです
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経済産業省は2月4日、福島送電合同会社(福島県福島市)の送電事業の申請を許可した。同社は「福島新エネ社会構想」に基づき、風力発電等の適地である阿武隈山地と福島県沿岸部において再生可能エネルギーの導入拡大に向けた、送電設備の整備に取り組む。

再エネ資源豊富なエリアに新しい送電網を

再生可能エネルギー、特に風力のポテンシャルで注目される阿武隈山地と沿岸部は、既存の送電網からの距離が長く、発電事業者が単独で結ぶことが困難である。福島送電は送電網の増強をするため、共用送電線・変電所等の建設・運営を行う事業会社として2017年3月に、福島発電(福島市)、東京電力ホールディングス(東京都千代田区)、東邦銀行(福島市)の3社の出資により設立された。

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