ゴミ収集車の走行距離、約16%短縮 AIを活用した川崎市での可能性調査で

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日本電気(NEC/東京都港区)と神奈川県川崎市は5月9日、廃棄物収集運搬・処理業務最適化の実用化可能性調査において、クラウド上に蓄積した廃棄物情報をAIで分析することで、従来と比較し車両の走行距離を最大で約16%短縮できることを確認したと発表した。

この調査は、「川崎エコタウン」における資源循環と脱炭素化推進に向け、2018年9月から2019年2月まで実施したもの。注射針や紙おむつなど医療関係機関等から生ずる、感染性廃棄物を対象として、各収集運搬業者が持つ排出場所・排出量・収集希望時間などの情報を、プラットフォームに蓄積しAIで分析することで、複数業者の連携による最適な収集運搬ルートを試算した。

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