大成建設、製造時のCO2排出量を最大80%削減コスト低減建材を開発

  • 印刷
  • 共有
「T-razzo」のバリエーションの例
「T-razzo」のバリエーションの例

大成建設(東京都新宿区)は7月5日、建材の製造過程で発生するCO2排出量を最大80パーセント削減できる天然石材調の建材「T-razzo」を開発したと発表した。

セメント使用量ゼロ 材料費10%低減

この建材は、同社が開発を進めてきた環境配慮コンクリート「T-eConcrete」の技術を活かしたもので、セメントのかわりに高炉スラグを採用している。低コストにより材料費を約10パーセント低減、またセメント使用量がゼロとなるため、CO2排出量削減(最大で約80パーセント)にも貢献できる。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事