経産省、海洋生分解性プラスチックの国際標準化に向けた検討に着手

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経済産業省は7月22日、海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、海洋生分解性プラスチックの標準化に係る検討委員会を設立したと発表した。この委員会では、2020年代初頭のISO等への国際標準の提案を目指し、科学的根拠に基づく共通の技術評価手法の検討を産学官で協議する。

近年、海洋プラスチックごみへの対応が国際的な課題となっている。海洋生分解性プラスチックとは、海洋中に存在する微生物の働きにより、最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチックをいう。海洋生分解性プラスチックは、仮に海洋に流出し物理的に小片化しても、生分解は継続するため、マイクロプラスチックとして長期に亘って残留することはないとして、この問題の対応策の1つとなることが期待されている。

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