KDDI(東京都千代田区)は8月23日、災害発生時の対策の一環として、全国のauショップに災害対策蓄電池と、通信エリアの復旧をする車載基地局車の新型車両を導入すると発表した。
同社によれば、これまで全国にある事業所や営業所、一部のauショップで蓄電池を配置してきたが、今回の導入により、停電などが伴う災害が発生した場合にも、auショップでの携帯電話の充電が可能となり、連絡や災害時の情報収集に安心して利用できるという。また、車載基地局車の新型車両は、通信設備復旧のための立ち上げ時間を約25分間短縮できるため、より短い時間での通信エリアの復旧が可能になるとしている。