東京電力、千葉停電の対応で検証委員会を立ち上げ

東京電力（東京都千代田区）は10月2日、台風15号への対応を検証し、電力事業者として今後の災害に備えた対策を講じ、さらに危機管理対応力を高めることを目的として、HD社長を委員長とする「台風15号対応検証委員会」を設置した。

同委員会は、今回の台風15号対応における、危機管理態勢や情報発信などを含む停電復旧のプロセス全般にかかる事実関係の整理と課題抽出を行うとともに、関係者の意見を踏まえ、今後の安定供給やレジリエンス強化に向けた対策を検討していくとしている。また、危機管理や災害時の情報発信などの専門分野においては、社外有識者が参画し、透明性と客観性を確保しつつ検証を行う。