竹中工務店✕名工大、新たな土壌浄化技術開発 脱塩素化微生物を活用

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この技術で利用する脱塩素化微生物の電子顕微鏡写真
この技術で利用する脱塩素化微生物の電子顕微鏡写真

竹中工務店(大阪府大阪市)と名古屋工業大学(愛知県名古屋市)は10月29日、脱塩素化微生物を用い、クロロエチレン類で汚染された土壌・地下水を低コスト・短期間で浄化する新技術を開発したと発表した。

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 脱塩素化微生物であるデハロコッコイデス属細菌の分離に、名古屋工業大学が成功。これを培養し、栄養剤とともに汚染された土壌・地下水に注入井戸から直接注ぎ込むことで、土壌を掘削除去せずその場で高濃度のクロロエチレン類を無害なエチレンまで浄化できる原位置浄化が可能となった形だ。

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