日中共同で海洋プラごみの実態調査を実施 方法の違いも浮き彫りに、環境省

環境省は11月8日、海洋プラスチックごみの実態に関する日中共同調査を、中国・黄海(大連市西側沿岸域)で10月21日に実施した結果を発表した。
この調査には、日本から東京海洋大学の内田 圭一准教授ほか計2名、中国から国家海洋環境観測センターの王莹准研究員ほか計4名の専門家が参加した。調査では、中国の調査手法を用いて、漂流(3地点)と海底(2地点)のマイクロプラスチックの採取を行った。また、日中の調査活動について情報共有を行うとともに意見交換を行ったところ、日中で漂流ごみの調査方法が異なることがわかった。今後、調査手法を調和すること、そのために引き続き情報交換を行っていくことが重要であることが共有された。
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