主要温室効果ガス濃度が観測史上最高を更新 WMOが公表

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※画像はイメージです
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気象庁は11月25日、世界の主要温室効果ガス濃度が、観測史上最高を更新したと発表した。世界気象機関(WMO)が「温室効果ガス年報(Greenhouse Gas Bulletin)第15号」を公表し、明らかになったもの。同年報によると、大気中の主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化 二窒素)の増加が続いており、2018年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新した。

気象庁は、WMOの温室効果ガス世界資料センター(World Data Centre for Greenhouse Gases: WDCGG)を運営しており、世界中の温室効果ガス観測データの収集、解析を行っている。WDCGGが解析した結果、2017年から2018年までの濃度の増加量は、二酸化炭素は過去10年間平均とほぼ同じ2.3ppmで、メタンは過去10年間平均より若干大きい10ppbだった。

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