2019年度ベースロード市場を総括 買い入札量が売り入札量を大幅に下回る

電力・ガス取引監視等委員会は12月9日、2019年度に開設された、石炭火力や大型水力、原子力、地熱など、いわゆるベースロード電源を取引する「ベースロード市場」について、年間を総括した監視結果を公表した。
安価なベースロード電源は、大手電力会社が大部分を保有しており、新電力によるアクセスは限定的となっていた。そこで、ベースロード電源を新電力に開放し、小売競争を活性化することを目的に、ベースロード市場が開設された。2019年度(2020年度受渡分)は、第1回オークションが8月9日に、第2回オークションが9月27日、第3回オークションが11月22日に実施された。
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