指宿市、「地の恵み」を活用へ　地熱発電所の余熱利用へ市場調査参加企業募集

鹿児島県指宿市は、山川地域にある地熱発電所「山川発電所」内で産出される余熱の有効活用に向けて、民間事業者との「対話」を通じて、活用アイデアを調査する「官民連携によるサウンディング型市場調査」を実施する。この調査事業へ参加する事業者の募集を、12月10日から開始した。

サウンディング型市場調査とは、市有地などの有効活用に向けた検討にあたって、その活用方法について民間事業者から広く意見、提案を求め、対話を通じて市場性を検討する調査をいう。案件の公募条件などを決定する前段階で、民間事業者の意向調査や市場性を把握するために行われる。