仙台市、2022年度からガス事業民営化 2020年度に事業者公募

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画像はイメージです(© keywest / amanaimages PLUS)
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宮城県仙台市は、ガス事業の民営化の基本的な考え方や具体の手法などをまとめた「ガス事業民営化計画」を策定し、12月23日に公表した。今後、2020年度に事業継承者を公募・選定し、2021年度に事業譲渡契約の締結、事業引き継ぎ、2022年度上半期に事業譲渡、民営化を目指す。

民営化の目的として、(1)ガス事業の永続的発展、(2)市民サービスの向上、(3)地域経済の活性化、(4)行財政改革への貢献-をあげる。市民サービスの向上では、電気とガスのセット販売など新たなサービスの提供により、利用者の利便性を高める。地域経済の活性化では、地元からの雇用の創出に努めることや、地域の関連事業者との連携や取引機会の拡大に努めることを盛り込んだ。事業継承者が本社を仙台市内に新たに設置し、地域内で生み出した所得を地域内で循環させ、地域経済の発展を牽引することにも期待を寄せる。これにより、同市は市税収入の増加など、新たな財源を確保する。

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