低炭素石炭火力発電、商用設備でCO2 90%回収・送電端効率40%目指す

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中国電力の大崎発電所構内に建設された実証試験設備
中国電力の大崎発電所構内に建設された実証試験設備

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と大崎クールジェン(広島県豊田郡)は、2019年12月25日より、第2段階となるCO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化複合発電(CO2分離・回収型酸素吹IGCC)の実証試験を開始した。

石炭ガス化燃料電池複合発電(Integrated Coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle/IGFC)は、石炭をガス化して、燃料電池、ガスタービン、蒸気タービンの3種類の発電形態を組み合わせて複合発電を行う発電方式。両者は、(IGFC)とCO2分離・回収技術を組み合わせた低炭素石炭火力発電の実証事業に取り組んできた。

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