
環境省は4月28日、「2020年度省CO2型リサイクル等高度化設備導入促進事業」の募集を開始したと発表した。
同省では使用済み製品のリサイクルプロセスにおける二酸化炭素排出抑制や、再生資源の回収効率を上げるための設備導入の支援などを行っている。今回募集するのは、以下の4事業。
- プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業」
- 「太陽光パネルリサイクル設備導入事業」
- 「非鉄金属高度破砕・選別設備導入事業」
- 「低炭素型3R技術・システム実証事業」、「低炭素製品普及に向けた3R体制構築支援事業」または「省CO2型リサイクル等設備技術実証事業」において実証された設備についての導入事業。
募集期間は6月5日まで。同事業の執行団体に採択されている廃棄物・3R研究財団が応募を受け付ける。
事業の概要と公募対象事業
事業では、省CO2型リサイクル等高度化設備を導入することにより、リサイクルプロセス全体のエネルギー起源CO2排出抑制とともに、資源循環の促進を目的としている。事業者が当該設備の導入をする際、費用の1/2または1/3を上限に補助を行う。
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