日本触媒、再エネ由来の水素製造をサポート アルカリ水電解用セパレータ開発

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新セパレータ(開発品)
新セパレータ(開発品)

日本触媒(大阪府大阪市)は2月17日、再生可能エネルギー由来のグリーン水素の製造に適した、高効率でガスバリア性に優れたアルカリ水電解用のセパレータを開発したと発表した。

アルカリ水電解用のセパレータは、水素製造効率に大きく影響する「キーマテリアル」で、生成した水素と酸素を透過しないこと(高ガスバリア性)と、低い膜抵抗(高イオン伝導性)が要求される。高温・高濃度のアルカリ水という過酷な条件下で耐久性のある実用的なセパレータは限られていたが、今回、同社は独自の有機無機複合技術とシート成形技術により、これらの性能を両立した、乾式でハンドリング性の良いアルカリ水電解用セパレータの開発に成功した。

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