「革新技術の開発が不可欠」 NEDO、技術開発総合指針を策定

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今回制定したシンボルマーク。それぞれ、地球の象徴としてブルー、生物の象徴としてグリーン、エネルギーの象徴としてオレンジを用い、最適な調和が図られている状態を重なり合う矢印の円で表現した
今回制定したシンボルマーク。それぞれ、地球の象徴としてブルー、生物の象徴としてグリーン、エネルギーの象徴としてオレンジを用い、最適な調和が図られている状態を重なり合う矢印の円で表現した

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2月14日、「持続可能な社会を実現する3つの社会システム」として、「サーキュラーエコノミー」「バイオエコノミー」「持続可能なエネルギー」を定義し、シンボルマークを制定した。またこれらの一体的・有機的な推進による、気候変動問題の解決に向けた技術開発のあり方や目指すべき方向性などの取り組み指針として「持続可能な社会の実現に向けた技術開発総合指針2020(NEDO総合指針)」を策定した。

「評価の考え方」としてポテンシャルとコストを示す

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NEDO総合指針では、2050年に80%のCO2排出量を削減するための対策コストについて「従来技術の延長だけでは毎年1,000兆円規模のコストが必要となる」として、非連続なイノベーションを含む革新技術の開発が不可欠であると指摘。

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