アズビル、二国間クレジット実証事業で3万5000トンのCO2排出削減

アズビル(東京都千代田)は2月20日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2013年度からインドネシア政府と実施する二国間クレジット制度(JCM)実証事業で、同社の最適化制御技術SORTiA(TM)(ソーティア)を用い10カ月で約3万5000トンのCO2排出量を削減したと発表した。
連続プロセス装置の運転を最適化、収益力向上技術として普及
この技術は同社のプロセス制御の知見と制御技術に関する研究から開発された、制御高度化ソリューション。設備を改造した場合と比較しプロジェクト期間が短縮されるため、即効性と投資効率に優れるという。この実証事業では同技術を既設制御システムに接続し、オペレータに代わって設定値を指示して複数の設備を「連携制御」することで、運用改善効果をもたらした。
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