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水深5000m超の深海で「生分解プラスチック」は分解する? 1年かけ調査

「江戸っ子1号」365型による撮影映像(2019年3月南鳥島周辺海域、出所:海洋研究開発機構)

海洋研究開発機構(JAMSTEC/神奈川県横須賀市)は3月5日、日本バイオプラスチック協会(JBPA/東京都中央区)と共同で、微生物により分解する生分解プラスチックについて、深海探査機を用いて深海底での分解性を確かめる長期分解試験を3月から開始すると発表した。

この試験では、深海底の環境観測を行う探査艇機「江戸っ子1号365型」に、生分解プラスチックの材料サンプルを取り付け、南鳥島周辺海域の水深5,000m超の深海底に約1年間継続して設置する。回収後にサンプル分析を進めて深海底における生分解性プラスチックの分解動向(挙動)を明らかにする。

また、サンプルの分解過程は、「江戸っ子1号365型」の持つ、撮影した静止画をつなげて再生する「タイムラプス映像撮影」の機能によって映像として捉える。試験のサンプルには、すでに製品化されている生分解プラスチックのほか、研究開発中のサンプルも含まれる。沿岸の浅海域における生分解プラスチックの分解試験はこれまで実績があるが、水深5,000m以上の深海底における分解試験は世界初の試みとなる。

「江戸っ子1号365型」は、3月7日から航海を開始する深海調査研究船「かいれい」を利用して設置される予定。

まだわかっていない深海底での分解動向を確認

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