環境ビジネス編集部
最終更新日: 2020年03月16日
大阪大学(大阪府吹田市)と日本食品化工(東京都千代田区)はデンプンとセルロースから、強度と耐水性を持つ海洋生分解性プラスチックを開発した。研究グループらによるとこれまで実用化された海洋生分解性プラスチックは脂肪族ポリエステル由来のものが多く、価格、生産量等に課題があったという。コーン、イモ類に含まれる炭水化物の主成分であるデンプンと植物の主成分で繊維としても知られるセルロースは安価で身近に豊富に存在するため、今後、物質循環が構築できるという。
研究の概要は以下の通り。