三菱ケミカル、牛乳たんぱく質由来「生分解性ポリマー」製造の仏企業へ出資

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Lactips の生分解性ポリマー(ペレット)(出所:三菱ケミカルHD)
Lactips の生分解性ポリマー(ペレット)(出所:三菱ケミカルHD)

三菱ケミカルホールディングス(東京都千代田区)は4月20日、CVC(Corporate Venture Capital)子会社のDiamond Edge Ventures, Inc.(米国カリフォルニア州/ ダイヤモンド・エッジ・ベンチャーズ、以下、DEV)を通して、牛乳たんぱく質のカゼインを原料とした生分解性ポリマーを製造・販売するLactips S.A..(フランス・リヨン市/ Lactips)に出資したと発表した。

同社が出資したLactipsのバイオ由来の生分解性ポリマーは、海水でも完全に分解する素材で、水溶性、ガスバリア性、可食性といった多様な特長を有しながら、従来のプラスチックと同様に熱成形や押出成形等の加工が可能だという。

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