JFEスチールら、鉄鋼スラグ等を活用したCO2の炭酸塩固定技術開発で連携

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二酸化炭素の炭酸塩固定技術と炭酸塩の有効利用技術(参考)
二酸化炭素の炭酸塩固定技術と炭酸塩の有効利用技術(参考)

JFEスチール(東京都千代田区)、太平洋セメント(東京都港区)、地球環境産業技術研究機構(RITE/京都府木津川市)は4月20日、鉄鋼スラグなどを活用したCO2の炭酸塩固定技術の開発と、生成した炭酸塩を有効利用する技術の開発に共同で取り組むと発表した。

この取り組みでは、製鉄所で生成する鉄鋼スラグや、セメント工場で発生する廃コンクリート、生コンスラッジ、石炭灰などから、湿式で抽出したカルシウムやマグネシウム(アルカリ土類金属)を活用し、工場等より排出されたCO2との反応により、安定した化合物である炭酸塩として回収する技術の開発・実用化を目指す。また、生成した炭酸塩を、製鉄所やセメント工場などで有効利用する技術の開発に取り組む。

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