国内初「国産バイオジェット燃料」が完成 衣料品30万着を回収・リサイクル

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日本環境設計(東京都千代田区)は4月20日、日本航空(JAL/東京都品川区)が主催する「10万着で飛ばそう! JALバイオジェット燃料フライト」プロジェクトで、衣料品(綿)を原料としたバイオジェット燃料が完成し、国際規格による適合検査にも合格したと発表した。製造されたバイオジェット燃料は今後JALの定期便への搭載が検討され、国内初の国産バイオジェット燃料として活用が見込まれる。

日本環境設計は、同社が運営する「BRING」での服の回収と、回収した服に含まれる綿繊維を酵素分解した糖化液の製造を担当した。燃料は、Green Earth Institute(東京都文京区)の技術サポートのもと、地球環境作業技術研究機構(RITE/京都府木津川市)が開発したバイオプロセスを用い、国内の複数企業が所有する既存設備を活用する、「オールジャパン」の取り組みで製造が実現したという。

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