ミシュラン、「使用済みタイヤ」リサイクル事業化へ 欧州ベンチャーと提携

タイヤメーカー大手の仏ミシュランは4月15日、使用済みタイヤをリサイクルする熱分解テクノロジーの大規模な開発・事業化を目指し、スウェーデンのベンチャーEnviro社(エンバイロ)との提携を進めていると発表した。2020年の半ばまでの最終的な合意に向けて話し合いを進める。
ミシュランによると、毎年約10億本ものタイヤが廃棄されており、タイヤ産業とその顧客にとって、リサイクルは大きな課題となっている。エンバイロは、現在は廃棄物として処分されているタイヤを、良質の原材料としてリサイクルする熱分解テクノロジーを有し、この技術で使用済みタイヤから、再生カーボンブラック、熱分解油、鉄鋼などを再資源化できるという。
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