タンカーに風と太陽光で発電する硬帆システム設置へ 実行可能性調査を開始

  • 印刷
  • 共有
バルク船に搭載した「「Aquarius MRE」のイメージ
(出所:EMPウェブサイト)
バルク船に搭載した「「Aquarius MRE」のイメージ (出所:EMPウェブサイト)

エコマリンパワー(EMP/福岡県福岡市)は4月30日、海洋船舶用の風力併用ソーラーエネルギーシステム「Aquarius MRE(R)」の商業化に向けた取り組みとして、LR2(Large Range 2)タンカーへの導入に関するフィージビリティ・スタディ(実行可能性調査)を開始したと発表した。

船舶用ゼロ・エミッション動力&推進システム

Aquarius MREは、硬帆とマリングレードのソーラーパネル、蓄電モジュール、コンピューターなどが組み込まれた「ゼロ・エミッション動力&推進システム」。風と太陽の力を利用して再生可能エネルギーを船舶に使用することを可能にする。硬帆アレイは、コンピューターシステムにより、その時の気象条件に合わせて自動的に配置され、使用しない時や悪天候時には下げて収納することができる。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事