住友電工、独で高圧直流ケーブルシステム受注 洋上風力の電力を内陸へ送電

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地中送電線布設工事のイメージ(左:日本国内、右:欧州)
地中送電線布設工事のイメージ(左:日本国内、右:欧州)

住友電気工業(大阪府大阪市)は5月11日、ドイツ送電事業社Amprion社(アンプリオン)から、同国内において、洋上風力発電の開発拠点である北海沿岸都市と内陸都市を南北に結ぶ高圧直流送電ケーブルシステムを受注したと発表した。受注総額は約600億円で、2023年に建設開始が予定されている。

今回のプロジェクトは、ドイツ北西部にあるエムデンと、西部にあるオスターアト間で建設が予定されている交流直流変換所を結ぶ、約300kmの地中送電線を建設するもの。地中送電線は南端オスターアトの多端子交流・直流変換所にて架空送電線に直結され、ドイツ南部の電力需要地への大容量送電を行う。

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