川崎汽船ら、日本初のLNGバンカリング船が進水 竣工は20年9月に予定

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進水時の様子(出所:セントラルLNGマリンフューエル社/セントラルLNGシッピング社)
進水時の様子(出所:セントラルLNGマリンフューエル社/セントラルLNGシッピング社)

川崎汽船(東京都千代田区)、JERA(東京都中央区)、豊田通商(愛知県名古屋市)、日本郵船(東京都千代田区)の4社は5月13日、日本初の、船舶向けの液化天然ガス燃料を供給するための船舶(LNGバンカリング船)が進水したと発表した。2020年秋から中部地区で「Ship to Ship」方式によるLNG燃料供給を開始する。

4社は合弁会社の「セントラルLNGシッピング(三重県三重郡川越町)」と「LNG マリンフューエル(三重県三重郡川越町)」を通じて、中部地区でLNG 燃料供給事業を推進。セントラルLNGシッピングが発注し、川崎重工業の坂出工場(香川県)でLNGバンカリング船建造を進めている。今後、エンジンをはじめとした各種機器を搭載する工程を経て、2020年9月末に、国内で稼動する初めてのLNGバンカリング船として竣工を予定している。

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