伊藤園、茶がらを活用した「抗菌対策自販機」を全国に展開

伊藤園(東京都渋谷区)は6月9日、「茶殻抗菌シール」を貼付した抗菌対策自動販売機を6月から順次展開すると発表した。このシールは、独自の技術「茶殻リサイクルシステム」により開発、カテキンなど緑茶成分由来の抗菌効果があるという。衛生面への配慮が求められる病院や介護施設などから先行し、全国30,000台での展開を目指す。
同シールは、同社とワンウィル(神奈川県横浜市)、サンロック工業(大阪府大阪市)が共同開発した製品「茶殻配合シート」を活用したものだ。このシートは大腸菌、MRSA、サルモネラ菌、白癬菌を用いて抗菌力評価試験を行い、抗菌効果が認められたという。自動販売機での購入時に手が触れる部分に貼られる。
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