飯館村の木質バイオマス発電事業者が決定 跡地利用で福島の樹皮を活用

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熊谷組(東京都新宿区)、東京電力ホールディング(東京都千代田区)など4社が出資する飯舘バイオパートナーズ(福島県相馬郡飯舘村)は7月28日、飯舘村蕨平地区の環境省仮設減容化施設跡地でバイオマス発電施設を整備する事業の実施主体に選定されたと発表した。運転開始は2024年春ごろを計画している。

同社が公表した基本構想によると、バイオマス発電施設の出力は7.5MW(流動床式ガス化燃料炉)、FIT売電量は5200万 kWh/年 。バークを主体に地元間伐材等を調達し、年間約9.5万トンを燃料として利用する。なお、同社には熊谷組、東京電力ホールディングスのほか、神鋼環境ソリューション(兵庫県神戸市)、東京パワーテクノロジー(東京都江東区)が出資する。

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