旧一般電気事業者に、発電・小売間の「不当な内部補助」の防止策を要請

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電力・ガス取引監視等委員会は7月1日、旧一般電気事業者に対して、電力の卸売において、社外・グループ外の小売電気事業者と比して、自社の小売部門にのみ有利な条件で卸売を行う「不当な内部補助」を防止するための対応を講ずるよう要請したと発表した。

電源の大半を保有する旧一般電気事業者の発電部門から小売部門への不当な内部補助を行うことにより、その結果として、旧一般電気事業者の小売部門による不当な廉売行為等、小売市場における適正な競争を歪曲する行為が生じることへの懸念が指摘されている。

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