CO2の「カーボンリサイクル」、化学品製造・固定化などの技術開発に着手

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月14日、火力発電や工場などから排出されるCO2を資源として有効利用するカーボンリサイクル技術として、CO2を原料とする化学品製造の技術開発を開始するとともに、炭酸塩やコンクリート製品・コンクリート構造物へCO2を固定化する技術開発5テーマに着手すると発表した。
カーボンリサイクルとは、CO2を炭素資源(カーボン)と捉え、回収し、多様な炭素化合物としてリサイクルするもの。今回の事業では、各CO2利用技術について、技術開発と全体システムの最適化検討、実証試験等を行うとともに、プロセス全体のCO2削減効果と経済性の評価を行う。各事業の概要は以下の通り。
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