大成建設ら、超高集積・高発熱サーバー対応「液浸冷却システム」を開発

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データセンター内でのシステム設置イメージ。前列:液浸冷却システム「爽空solaTM」 後列:空冷方式システム(出所:大成建設)
データセンター内でのシステム設置イメージ。前列:液浸冷却システム「爽空solaTM」 後列:空冷方式システム(出所:大成建設)

大成建設(東京都新宿区)は7月14日、RSI(東京都千代田区)・篠原電機(大阪市北区)と共同で、超高集積・高発熱サーバーに対して高い省エネルギー性能と冷却能力を備えた液浸冷却システム「爽空sola(™)」を開発したと発表した。

この冷却システムは、サーバーを丸ごと液体に浸して冷却。液浸槽に特殊冷媒を満たし、サーバーから熱を奪った冷却水を循環ユニット(ドライクーラー)で冷やして再供給する。冷却能力は液浸槽1台当たり約50kW。冷却能力が1ラック当たり5kW程度の空冷方式に比べてサーバーを高密度に実装できるとしている。

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