JFE・日立造船ら9社、船舶燃料ゼロエミ化へCO2からメタン合成

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想定されるサプライチェーン(出所:JFEスチール)
想定されるサプライチェーン(出所:JFEスチール)

商船三井やJFEスチールなど9社は7月16日、CO2から船舶燃料となるメタンを合成する「メタネーション技術」により船舶のゼロ・エミッション燃料の実現を目指す「CCR研究会 船舶カーボンリサイクルWG」の第1回会合を開催したと発表した。

同WGは、メタネーション技術を活用し、日本による輸出入の99.6%を担う海上輸送の過程での温室効果ガス排出(=エミッション)をゼロにして、持続可能な社会の形成に寄与することを掲げる。具体的には、メタネーション燃料の原料調達・原料輸送・メタネーション・舶用燃料化によるカーボンリサイクルのサプライチェーンを想定し、同サプライチェーンにおけるCO2排出量の概算を行い、この結果から、実現に向けた技術的課題の洗い出しとロードマップ策定を行う。

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