ヤンマーエネシステム、温泉排熱を利用した小型ORC発電機を開発

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今回設置したオーガニックランキンサイクル式発電機(出所:ヤンマー)
今回設置したオーガニックランキンサイクル式発電機(出所:ヤンマー)

ヤンマーエネルギーシステム(大阪府大阪市)は8月6日、温泉廃熱を利用した小型のオーガニックランキンサイクル式発電機(ORC発電機)を開発し、試験機を長野県諏訪市のあやめ源湯へ設置したと発表した。

同社が開発した小型ORCシステムは、熱回収から系統連系に必要な機器をコンパクトに組み込みパッケージ化。配管・配線接続のみで設置できる。10kw未満の超小型発電機だが、連結することで案件ごとに最適な容量で提案ができ、日本国内に多数ある、温泉や工場などの小規模な熱源を活用できるという。比較的低温(70℃~95℃程度)の廃熱から発電が可能。

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