川崎汽船、風力で船舶の推進を補助 システムの設計基本承認を取得

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Seawing 搭載イメージ(出所:川崎汽船)
Seawing 搭載イメージ(出所:川崎汽船)

川崎汽船(東京都千代田区)とAirseas社(フランス・トゥールーズ)は8月19日、日本海事協会(東京都千代田区/ClassNK)から自動カイトシステム「Seawing」の設計に関する基本承認(AIP)を取得したと発表した。両社は引き続き詳細設計を進め、川崎汽船運航船での自動カイト運用を目指す。

同システムは、スイッチ操作のみで自動的にカイトが展開・格納され、風力により船舶の推進を補助するもの。このシステムは、性能の最適化と最大の安全性を確保するために、運航状態を含めた海象・気象データをリアルタイムで収集して分析したうえで活用する。

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