日立産機システム、新型の配電用変圧器発売 生分解性の絶縁油採用・省エネ化

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据付面積のイメージ図(出所:日立産機システム)
据付面積のイメージ図(出所:日立産機システム)

日立産機システム(東京都千代田区)は8月24日、大豆由来で生分解性を持つエステル油を絶縁油に採用し、さらに小型化と省エネルギー化を実現した新型の環境調和型配電用変圧器「奏(かなで)シリーズ」を9月から販売すると発表した。

電力インフラの重要機器である配電用変圧器は、工場やビルなどの幅広い分野で使用されており、高い信頼性と併せて省エネルギー性能が求められている。省エネ法において特定機器に指定されており、エネルギー消費効率を満たしたトップランナー変圧器が主流となっている。また、近年では持続可能な社会への対応のため環境保全への取り組みの重要性が高まり、配電用変圧器も環境に調和する製品が望まれているという。

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