日本郵船ら、「アンモニア燃料タグボート」実用化へ共同研究開始

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アンモニア燃料タグボート 外観イメージ図(出所:日本郵船)
アンモニア燃料タグボート 外観イメージ図(出所:日本郵船)

日本郵船(東京都千代田区)、IHI原動機(同)、日本海事協会(同)は9月3日、世界初のアンモニア燃料タグボートの実用化に向け、共同研究開発契約を8月18日に締結したと発表した。

同3社は、2015年に竣工した日本初の液化天然ガス(LNG)燃料船であるタグボート「魁(さきがけ)」の共同開発メンバー。「魁」はLNGとA重油の双方を燃料として使用できる「Dual Fuelエンジン」を搭載。LNG 燃料使用時には重油使用時と比較し硫黄酸化物(SOx)排出量を約100%、窒素酸化物(NOx)排出量を約80%、二酸化炭素(CO2)排出量を約30%削減することができる、環境配慮型のタグボートだ。

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