ネスレ　ネスプレッソ、コーヒーをカーボン・ニュートラルへ　22年までに

ネスレネスプレッソ（スイス）は、家庭用・業務用のすべての事業において、排出される二酸化炭素を実質的に相殺する「カーボン・ニュートラル」を、2022年までに100％達成するための取り組みを強化すると発表した。

同社は、ポーションタイプ（カプセル式）のコーヒーを専用マシンにセットして、コーヒーを抽出するための商品・サービスを展開する。これまで10年以上にわたり、二酸化炭素の排出量削減に取り組み、削減目標に対する不足分はコーヒー農園やその周辺での植樹などを通じて補ってきた。これにより、2017年から取り組んでいる事業活動に起因する二酸化炭素の排出量（スコープ1・2）において、すでにカーボン・ニュートラルを達成している。