IEA、世界エネルギー展望2020公表 太陽光が「電力供給の新たな王」に

国際エネルギー機関(IEA/事務局・パリ)は10月13日、「世界エネルギー展望2020年」(World Energy Outlook 2020)を発表した。新型コロナ危機の影響で、2020年の世界のエネルギー需要は5%減少、エネルギー関連CO2排出量は7%減少し、エネルギー投資は18%減少するとの見通しを示した。
また、2021年に世界経済がコロナ危機以前のレベルに戻ることを前提に、各国政府の現在の計画を組み込んだ公表政策シナリオ(STEPS)において、再生可能エネルギー電源は2030年までの10年間で、世界の電力需要増加の80%を満たすと予測。2025年までに電力を生産する主要な手段として石炭を追い抜くとした。
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