前川製作所、食品工場のエネルギー有効利⽤を提案　ヒートポンプ適用用途拡⼤

前川製作所（東京都江東区）は10月19日、食品工場のエネルギー消費量削減・CO₂排出量削減に向け、CO₂等の低GWP（地球温暖化係数）冷媒を⽤いたヒートポンプによるエネルギー有効利⽤ソリューション事業を強化すると発表した。食品工場の乾燥・加熱・冷却・除湿に関するヒートポンプ市場において、年間20億円の売上、年間1万トン以上のCO₂排出量削減効果の達成を⽬指す。

工業製品製造分野でエネルギー有効利⽤ソリューションに携わってきた社員と、食品加⼯の生産工程に精通している社員による「食品熱エネルギーチーム」を新たに⽴ち上げ、食品工場の生産ラインに特化した、ヒートポンプによる熱の有効利⽤ソリューションの提供を強化する。これまで工業製品分野で蓄積したヒートポンプ活⽤のノウハウを⽤い、食品工場におけるヒートポンプの用途拡⼤をねらう。