三菱パワー、世界最大級・石炭火力発電所向け排煙脱硫装置を受注 セルビアで

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ニコラ・テスラB石炭火力発電所(出所:三菱パワー)
ニコラ・テスラB石炭火力発電所(出所:三菱パワー)

三菱パワー(神奈川県横浜市)は10月22日、セルビア共和国のニコラ・テスラB(Nikola Tesla B)石炭火力発電所向けに、世界最大級の排煙脱硫装置(FGD:Flue Gas Desulfurization)2基を新たに受注したと発表した。2024年中の運転開始を予定している。

ニコラ・テスラB発電所は、ベオグラードの南西約60kmに位置し、セルビア電力公社が運営する。同発電所では、硫黄含有率や灰分が高く発熱量が低い褐炭を燃料としている。今回のFGDの追設により、現在工事中の二コラ・テスラA発電所の2基と合わせ、二酸化硫黄(SO2)と煤じんの排出を一層削減することが可能となるという。

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