丸紅と日揮、化学工場の「副生水素」を活用 低炭素化事業性調査を中国で開始

丸紅(東京都中央区)と日揮ホールディングス(日揮HD/神奈川県横浜市)は10月27日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業の採択を受けて、中国における副生水素を用いた工場の低炭素化事業性調査を開始すると発表した。中国国営の大手化学企業である巨化集団と協力して、2021年度までに調査結果をまとめる予定。
浙江省衢州市にある巨化集団の化学工場は、苛性ソーダ製造プロセスで食塩電解から発生する副生水素(生産量 1.85万Nm3/時)や、石炭ガス化によるコークス炉で水素を製造する等、豊富な水素資源を有している。
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